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迫り来る桜島大噴火!川内原発再稼働はあり得ない/1914年大正大噴火から100年、噴火前兆に近づく!

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迫り来る桜島大噴火!

川内原発再稼働はあり得ない/

1914年大正大噴火から100年、

噴火前兆に近づく!

NHKスペシャル 巨大災害 第4集
「火山大噴火の脅威」2014・9・21より


川内原発、100年周期の火山噴火でも、火山灰が襲い【全電源喪失】送電線、電源、機械が!そもそも総研


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大正3年の桜島の大正大噴火の直後

鹿児島湾の地盤が最大1メートル沈下した。

100年年後の2014年、

地盤の変化が大正大噴火に近づく!

鹿児島湾の地下にマグマが溜まっている!

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大正大噴火の直後、

鹿児島湾の地盤が最大1メートル沈下した


地盤の変化が大正大噴火直前に近づく!右端が2014年




鹿児島湾の地下にマグマが溜まっている




火山灰が北海道を超えて




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過去の災害に学ぶ 35


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京都大学防災研究所 井口正人教授

大正級の大噴火の間隔は、

だいたい100年から200年。

少なくとも今後、警戒を要する

時期に入ってきていると思う。

全国に影響の予測も もし桜島が大噴火したら…|特集まるごと|NHKニュース おはよう日本

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報告書(1914 桜島噴火)
災害教訓の継承に関する専門調査会報告書 
1914 桜島噴火      
 報告書の概要
       
はじめに
   桜島大正噴火はわが国が20世紀に経験した最大の火山災害である。しかも火口から10km圏内に鹿児島市という大都市を控えているという点が世界的に見ても特異な点であった。

第1章 桜島の火山としての特徴と噴火の推移
  ①桜島火山の地形と地質
 鹿児島地溝という張力場に北から加久(かく)藤(とう)・姶良(あいら)・阿多(あた)の巨大カルデラが線状に並んでいる。桜島は姶良カルデラが入戸火砕流を噴出した約2.9万年前の活動後約3,000年を経て、約2.6万年前に後カルデラ火山として姶良カルデラの南縁に誕生した。北岳・南岳の2つの成層火山が重なった構造をしており、前者は輝石デイサイト(SiO2=65〜64wt%)であるが、後者はSiO2=64〜60%とSiO2がやや乏しくなる傾向がある。最近は専ら南岳が活動を続けている。

②歴史時代の大規模噴火
 歴史時代の活動としては天平(てんぴょう)宝(ほう)字(じ)(764)・文明(ぶんめい)(1471)・安永(あんえい)(1779)・大正(1914)などが知られている。天平宝字噴火は鍋山の水蒸気マグマ噴火の後、溶岩を流出させた。文明噴火は歴史時代で最も大規模なプリニー式噴火であり、膨大な軽石のため、北岳の地形が一変したほどであった。桜島の東北東と南西に溶岩を流出させている。安永噴火もまた割れ目噴火で、プリニー式噴火・火砕流発生の後、北東と南に溶岩を流出させた。更にその後、海底噴火があり、安永諸島と呼ばれる新島が出現した。大正噴火については後述する。

③大正噴火以降の噴火活動
大正噴火後、小規模な爆発や火砕流噴出等はあったものの静寂を保っていた桜島は、戦後間もない1946年、南岳の山腹昭和火口から溶岩を流出、鍋山に遮られて二手に分かれ東方および南方に流れて、集落を埋めてしまった。この昭和噴火はプリニー式噴火を伴わないため、大噴火に入れないのが一般である。その後、1955年南岳山頂で突如爆発が発生、その後、消長を繰り返しながらも現在まで噴煙を上げ続けている。2006年からは昭和火口に活動の中心が移った。

第2章 大正噴火の経過と災害
  ①噴火等の経過
 1913年真幸(まさき)地震・日置地震・霧島山噴火など南九州一帯は地学的に活動的な時期にあった。その中で桜島島内でも井戸の水位低下や有感地震などの前兆現象があり、一部住民は自主避難し始めた。1月12日10時5分西山腹で、同15分には東山腹で激しい噴火を開始した。13日20時14分西山腹で火砕流が発生して西桜島の集落は焼失した。21時頃から溶岩流出に転じ、15日夕刻には海岸線に達した。この西山腹からの溶岩流は烏島を埋め、概ね2ヶ月で終息したが、東山腹からの溶岩流は瀬戸海峡を埋め、1月末頃大隅半島に達し、翌1915年春まで断続的に続いた。
 なお、この間、村役場当局は測候所に噴火の有無を問い合わせたが、「桜島に噴火無し」との返答だった。大部分の住民は安永噴火の教訓に従い自主的に避難したが、測候所の言を信用した一部知識階級は居残り、逃げ遅れる事態を招いた。島民の犠牲者は30名であった。
 一方、12日18時20分、マグニチュード7.1の地震が錦江(きんこう)湾内で発生、被害は鹿児島市および周辺部に集中した。これにより動揺して、津波や毒ガス襲来のデマが飛び交い、一時市内は無人状態になったという。

②噴出物による被災
 流出した溶岩流は約30億トンとも言われ、桜島の1/3の面積を覆い尽くした。噴出した軽石や火山灰も大量で、折からの偏西風に乗り、主として大隅半島方面を厚く覆った。垂水市牛根付近では1mにも達したという。当然、農林水産業に多大な損害を与えたし、交通にも支障を来した。農業に与えた影響については、軽石・火山灰の量や粒度に応じ、また作物の品種に応じて、さまざまであった。なお、海上に漂っている軽石は船舶の航行を妨げ、救出の障害となった。

③土砂災害
 桜島島内は当然であるが、高隈山系にも大量の降灰があったので、植生が破壊され、山地が荒廃したから、ここを源流とする河川では7・8年も土石流や水害が繰り返された。この土砂災害による犠牲者の延べ数は火山災害を上回っている。

④地震災害
 1月12日夕刻の地震は、鹿児島市付近では震度6の烈震であり、九州全域で有感であった。人的被害は29名であったが、建物被害は市街地、とくに江戸時代の埋立地に集中した。シラス崖の崩壊も発生、避難中の住民が巻き込まれて9名亡くなっている。鉄道も重富〜鹿児島間の姶良カルデラ壁で土砂災害が発生、不通となった。電話線や電力線も切断された上、郵便局や新聞社も被災したため、通信や広報に支障を来した。


373桜島 桜島の概要 | 鹿児島の情報は南日本新聞 - 373news.com

桜島ライブカメラ | 鹿児島の情報は南日本新聞 - 373news.com

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