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好戦派首相と財閥の野望 (日本人・アジア諸国民に告ぐ) 日本政治は戦後最大の危機を迎えている。

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好戦派首相と財閥の野望

  (日本人・アジア諸国民に告ぐ)

日本政治は戦後最大の危機を迎えている。

「ジャーナリスト同盟」通信
: 本澤二郎の「日本の風景」(1370)より

歴史の教訓を学ばない極右の政権が誕生、

  それを三井住友や三菱の財閥が支援をして、

戦前の国家主義の体制に引きずり込もうとしている。

<9条憲法を形骸化>

最大の被害者は無知な日本国民でもある。

推進勢力は一握りの財閥である。三井・三菱が牛耳る日本に気付くべきだろう。

ワシントンのホワイトハウスはナショナリスト首相に警戒をしているが、

戦争屋の産軍複合体はむしろ
好戦派内閣を悪用しようとして、積極的に支援していることである。

 これこそが日本最大のピンチであることを、何人の日本人と隣人が承知しているのであろうか?

安倍内閣の動向に対して一番眉をひそめている国民は、ドイツではないだろうか。

推進勢力は一握りの財閥である。
三井・三菱が牛耳る日本に気付くべきだろう。

もはや家電製品や車で暴利を得ることが
出来なくなった財閥は、ワシントンの1%を見習おうとしている。

武器弾薬に目を向けている。その布石が国家安全保障会議の設置だ。

首相独裁を可能にする
国家安全保障会議は、憲法に抵触することはいうまでもない。

オリバー・ストーンではないが、これこそが「安倍の悪事」なのであろう。
憲法が禁じていることを強行しようというのである。

9条は人類にとって宝なのである。これを潰そうとする安倍・国家主義は

  悪魔だと断罪するしかない。

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「ジャーナリスト同盟」通信
: 本澤二郎の「日本の風景」(1370)より
………………………………………………………………………………………

<好戦派首相と財閥の野望(日本人・アジア諸国民に告ぐ)>

 日本政治は戦後最大の危機を迎えている。

歴史の教訓を学ばない極右の政権が誕生、
それを三井住友や三菱の財閥が支援をして、
戦前の国家主義の体制に引きずり込もうとしている。

有権者の2割の支持で圧倒的議席を得た安倍・自民党を、
直接的に宗教政党が、間接的に共産党が支えている。

問題はそのことを真正面から批判しない新聞テレビと、
そうした危機を全く理解しない多数国民の存在にある。

 唯一、隣国が事態の深刻さを認識、警戒をしているのだが?欧州では一撃のもとに崩壊させられる政治体制が、東アジアでは戦後68年目に表面化して、いよいよ秋の臨時国会から国家主義への布石が打たれようとしている。

 ワシントンのホワイトハウスはナショナリスト首相に警戒をしているが、戦争屋の産軍複合体はむしろ好戦派内閣を悪用しようとして、積極的に支援していることである。
 これこそが日本最大のピンチであることを、何人の日本人と隣人が承知しているのであろうか?

<国家安全保障会議に権力集中>

 安倍内閣の動向に対して一番眉をひそめている国民は、ドイツではないだろうか。

日本に反発する中国や韓国やASEAN諸国民によってドイツ経済は潤うという関係にあるが、歴史を学べない・過去を正当化する日本政府の誕生について、ドイツではナチス再現など100%ありえないことから、ドイツ人は心の底から驚愕しているに違いない。

 日本人は敗戦によって手にした宝物である9条憲法を、安倍の国家主義によって墓に埋めようとしている。安倍・自民党はこれの解体に総力を挙げている。

その議席を提供した公明党と共産党に敬意を表することは出来ない。すべては無知から来ている?
 安倍内閣は憲法の96条をいじることで9条崩壊を狙う一方で、麻生太郎のいうナチスの手法で、9条を形骸化させようとしている。その具体的な策略が秋の臨時国会から始動・本格化する。
 戦争体制の実現である。日本国憲法が想定していない「国家安全保障会議」の設置である。公明党が反対して潰してくれるだろうか?官邸に権力を集中させる。

首相独裁を可能にさせる。そのための尖閣騒動・竹島問題・北朝鮮問題であったのだが、それを批判しない新聞テレビだった。
 第一次安倍内閣の悪しき設置構想だったが、福田内閣が撤回した。しかし安倍は再び、浮上させて決着をつけようとしている。

 日本にジャーナリズムが存在していれば容易に潰せる。いま存在していない。このことさえも気付いていない日本人と、中国や韓国の日本研究者ばかりなのである。あえて指摘したい。その影響を考慮すると、その責任は軽くない。

<9条憲法を形骸化>

 この安倍・国家主義路線の具体化で影響を受けるのは、東アジアの国と人々である。最大の被害者は無知な日本国民でもある。推進勢力は一握りの財閥である。三井・三菱が牛耳る日本に気付くべきだろう。
 もはや家電製品や車で暴利を得ることが出来なくなった財閥は、ワシントンの1%を見習おうとしている。

武器弾薬に目を向けている。その布石が国家安全保障会議の設置だ。

 戦争を放棄した日本政府の中枢機能に、軍事優先の権力集中組織を持ち込む。
9条形骸化そのものである。好戦派はここを活用することで、改憲の流れに拍車をかけようというのだ。
 宇都宮徳馬の言葉を思い出す。「緊張は作りだせるものだ」と。

石原慎太郎と米共和党極右シンクタンク(ヘリテージ財団)の連携によって、尖閣問題を政治・外交問題に格上げさせた。

石原は過去において、台湾派の青嵐会という極右政治グループで活躍したが、これの黒幕が安倍の祖父・岸信介だった。

 A級戦犯容疑者という言葉さえ知らない日本人もいる時代において、安倍の国家主義は愚かな宗教政党を懐柔、石原の維新の会を別働隊に抱え込んで、天皇制国家主義の復活を目論んでいる。祭政一致・政教一致体制の中軸は、英霊・軍神を祀る原始宗教の神社神道・靖国信仰なのだ。
 安倍の8・15参拝に対して中国人実業家が、米紙ニューヨーク・タイムズに反対する広告を出している。

<議院内閣制の崩壊>

 日本の政治制度は米国の大統領制ではない。首相の権限は制約を受けている。国民の代表で構成されている国会の監視体制に置かれているが、現在の議席構成や自民党内の派閥不存在のもとでは、事実上、安倍独走が具体化している。
 国家安全保障会議がするすると浮上、当たり前のように報道されることこそが、日本政治の危機を象徴している。
 首相独裁を可能にする国家安全保障会議は、憲法に抵触することはいうまでもない。オリバー・ストーンではないが、これこそが「安倍の悪事」なのであろう。憲法が禁じていることを強行しようというのである。
 議院内閣制さえも形骸化させる危険な制度の設置を許してはならない。国家安全保障会議を設置してはならない。
 1993年の訪米取材において、サンフランシスコで出会った米人弁護士が「アメリカにも9条が欲しい」といった言葉を忘れることは出来ない。

9条は人類にとって宝なのである。これを潰そうとする安倍・国家主義は悪魔だと断罪するしかない。

サクラメントで会った日系米人は「日本は2度と戦争をしてはならない。日本国憲法の誕生時を知っているが、国民はみな喜んでいた」と語ってくれた。おしつけ憲法論は極右の作文なのだ。彼は敗戦時のGHQで働いた通訳将校だった人で、トクノ・シロウといった。
<秘密保全法の制定>

 国家安全保障会議という怖い制度導入に必死の安倍内閣は、これまた怖い名前の秘密保全法を制定するのだという。
 これも仰天する動きである。役人から国民全ての自由を拘束するものなのか。名称からしておどろおどろしている。戦争国家を印象付けている。自由と民主主義に反している。平和憲法が全く想定していないものだ。

 1000兆円借金は、とても返却できる金ではない。自民・自公・民主の責任は重い。消費税10%もスズメの涙でしかない。ハイパーインフレに走る遠因となっている。黒田・日銀が輪転機をがんがん回転させている理由だ。戦争が手っ取り早いハイパーインフレを可能にする。

 恐ろしい時代の到来を気づくのは、どの政党なのか。どの新聞テレビなのか。どの国・民族なのだろうか。政略を排して、冷静に現在の時局を思考する必要が求められている。
2013年8月13日8時13分記

「ジャーナリスト同盟」通信 : 本澤二郎の「日本の風景」(1370)より
http://blog.livedoor.jp/jlj001/lite/archives/52043048.html

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