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宮崎駿監督の語録 「僕たちは絶望する必要はない」『子どもたちに、 この世は生きるに値するんだって 』

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宮崎駿監督の語録
「僕たちは絶望する必要はない」 
子どもたちに、
この世は生きるに値するんだって
いうことを伝えること。

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基本的に、子どもたちに
この世は生きるに値するんだって
いうことを伝えることが

自分たちの仕事の根幹になければ
いけないと思ってきました。
それは今も変わっていません。


↓↓クリック
宮崎駿監督『NO原発・反戦・NO改憲』ありがとう『風立ちぬ』『風の谷のナウシカ』etc.いっぱい。


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 ■宮崎監督の語録

宮崎駿監督、引退へ「若すぎる引退」惜しむ声



朝日新聞デジタル、毎日jp、MSN産経ニュースより

朝日新聞デジタルより
……………………………………

「僕たちは絶望する必要はない」 宮崎駿監督の語録

 ●「憲法を変えることについては、反対に決まっています」「法的には96条の条項を変えて、その後にどうこうするというのでも成り立つのかもしれないけれど、それは詐欺です」(7月、スタジオジブリ発行の小冊子「熱風」に)

 ●「時代の中で精いっぱい生きた方がいい。これが良くてこれが悪いなんて、時代の中では誰も偉そうに言えないんですから」(7月、本紙インタビュー)

 ●「アニメーションも映画です。映画は常に、文化を破壊し、損ねる可能性を持っています。いつも危うい道のりに立っていると自戒し、浮かれないことにします」(2012年10月、文化功労者に選ばれて)

 ●「僕たちの島は繰り返し地震と台風と津波に襲われてきた。多くの困難や苦しみがあっても、より美しい島にしていく努力をするかいがあると思っている。今、あまりりっぱなことを言いたくはないが、僕たちは絶望する必要はない」(11年3月、記者会見で東日本大震災について)

朝日新聞デジタル:「僕たちは絶望する必要はない」 宮崎駿監督の語録 - カルチャー

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毎日jp(毎日新聞) 2013年09月06日
…………………………………………………

宮崎駿監督:語録「価値観や歴史観を問われる」「鉛筆だけで世界は描ける」

 ◆日本のアニメを作りたい、ナショナルなものこそ最もインターナショナルなはずだと考えて
 −−1988年公開「となりのトトロ」について
 ◆生きているのは悪いことじゃないよ、というような作品にしたい
 ◆アニメーション映画というものは、もっとバカなこともできるという気持ちがあったのでしょうか

 −−92年公開「紅の豚」について
 ◆繰り返し、繰り返し出発すればいい。その方向性は示せたと思う
 −−95年公開の「耳をすませば」で、自分の出発点を模索する思春期の主人公2人に対して
 ◆これで最後になってもいい

 −−97年3月、「もののけ姫」の製作発表の席で。「引退宣言」と話題を呼ぶ
 ◆映画がちゃんと完成することと、長生きや女房子供の命のどっちが大切かと言われれば「映画」と答えるんです。そういう業を持ってるんです。善悪の問題じゃない。そこまで追い詰められる仕事なんです

 −−98年初頭、インタビューで
 ◆子どもたちがこれ以上、自分を傷つけなくてすむ日本に、この島国をできたら、と思っている。21世紀を死なないために

 −−98年2月、毎日新聞へ寄せたメッセージから
 ◆世の中を風刺する気も、難しいことをぐずぐず言うつもりもない。子供たちに「元気になろうよ」と呼びかけた作品
 ◆リタイアしたいと思いながら、またやるはめになってしまって。短編などは別にして、これ以上やれば老害です

 −−2001年春、「千と千尋の神隠し」の製作が大詰めを迎えた際の会見で
 ◆文明への疑念や不安の満ちた世界だからこそファンタジーを作る
 ◆正義なんて、100人集まったら100の正義があると思いますよ

 −−01年の9・11後のインタビューや対談で
 ◆僕の狙いは、今の子供たちが親になった時、自分の子供に見せたいと思う映画を作ること
 ◆(大ヒットの理由は)本当に分からない ◆うんとシンプルな、もっともっと根源的なものを作らなければいけないと思っている

 −−01年に大ヒットの「千と千尋の神隠し」について記者会見で
 ◆ファンタジーは善悪の対立を前提にしているという落とし穴がある。抜け出さなければ
 ◆架空だから何を言ってもいいのではなく、価値観や歴史観を問われる仕事
 ◆(ベースにあるのは)生まれてきてよかった、世界には美しいものがいっぱいあるよ、という気持ち

宮崎駿監督:語録「価値観や歴史観を問われる」「鉛筆だけで世界は描ける」− 毎日jp(毎日新聞)

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MSN産経ニュース 2013.9.6
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【宮崎駿監督の「公式引退の辞」全文】

 宮崎駿監督が6日、報道陣に配布した「公式引退の辞」の全文は以下の通り。

 ぼくは、あと10年は仕事をしたいと考えています。自宅と仕事場を自分で運転して往復できる間は、仕事をつづけたいのです。その目安を一応“あと10年”としました。

 もっと短くなるかもしれませんが、それは寿命が決めることなので、あくまでも目安の10年です。

 ぼくは長編アニメーションを作りたいと願い、作って来た人間ですが、作品と作品の間がずんずん開いていくのをどうすることもできませんでした。要するにノロマになっていくばかりでした。

 “風立ちぬ”は前作から5年かかっています。次は6年か、7年か……それではスタジオがもちませんし、ぼくの70代は、というより持ち時間は使い果たされてしまいます。

 長編アニメーションではなくとも、やってみたいことや試したいことがいろいろあります。やらなければと思っていること−−例えばジブリ美術館の展示−−も課題は山ほどあります。

 これ等は、ほとんどがやってもやらなくてもスタジオに迷惑のかかることではないのです。ただ家族には今までと同じような迷惑をかけることにはなりますが。

 それで、スタジオジブリのプログラムから、ぼくをはずしてもらうことにしました。

 ぼくは自由です。といって、日常の生活は少しも変わらず、毎日同じ道をかようでしょう。土曜日を休めるようになるのが夢ですが、そうなるかどうかは、まぁ、やってみないと判りません。

 ありがとうございました。 以上

宮崎駿監督の「公式引退の辞」全文  - MSN産経ニュース




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