「アベノミクスで脱デフレはムリ」
なだいなださんの遺言
‥‥坊ちゃんたちの考え付きそうな。
アベノミックスとやらの円安政策に
騙されるものも、はじめは多いだろう。
しかし、こんな人工的な手段
(坊ちゃんたちの考え付きそうな)では
デフレ脱却とやらはできない。
〈そして数か月の浮いた気分も、もう終わりでしょう〉
日本のマスコミは昔から、
どちらかというと政府寄りで、
アベノミックスの提灯を持ってきました。
なださんの“遺言”を読んで、早く目を覚ました方がいい。
ゲンダイネット 2013年6月10日より
…………………………………………………
作家で精神科医のなだいなだ
(本名・堀内秀(しげる))さんが6日、亡くなった。
83歳だった。 なださんは東京都出身。
慶大医学部を経て、精神科医として働く一方、
執筆活動にも力を入れ、小説「海」などで計6回芥川賞候補入り。
医療、介護分野で高齢者の負担増を進める当時の自公政権に抗議し、
03年、仮想政党「老人党」を立ち上げて話題となった。
38年前の創刊以来、
日刊ゲンダイ本紙にもユニークで鋭いコメントを寄せていた。
なださんが訴え続けていたのは、弱者の視点に立った社会づくりだ。
そのなださんは、亡くなる直前の先月28日、
安倍政権が掲げる「アベノミクス」に対し、
ブログ「打てば響く」でこう苦言を呈していた。
〈アベノミックスとやらの円安政策に騙されるものも、はじめは多いだろう。
しかし、こんな人工的な手段
(坊ちゃんたちの考え付きそうな)では、
デフレ脱却とやらはできない〉
〈そして数か月の浮いた気分も、もう終わりでしょう〉
〈日本のマスコミは昔から、どちらかというと政府寄りで、
アベノミックスの提灯を持ってきました〉
〈株暴落が、 参議院選挙の前であったことが、唯一の救いです〉
極めてまっとうな指摘である。
新聞テレビの提灯報道に踊らされていた国民も、
なださんの“遺言”を読んで、早く目を覚ました方がいい。
ゲンダイネット 2013年6月10日より
http://spweb.gendai.net/articles/view/syakai/142837
打てば響く 5月28日 なだいなださんのブログより
最近の株の暴落。
アベノミックスとやらの円安政策に騙されるもの も、はじめ は多いだろう。
しかし、こんな人工的な手段(坊ちゃんたちの考え付き そうな)で は、
デフレ脱却とやらはできない、とぼくは睨んでいました。
『婦人之友』にその ことを書いておきました。
株屋たちが、それをはやして株価を吊り上げていましたが、
もうけを得るの は、この辺が限度と考えたのでしょう。
それが今度の暴落になったとぼくは見ま す。
日本の株でもうけているのは日本の株屋ばかりではありません。
儲け を狙う 世界中の株の相場師・投機家なども、こういう機会を逃さない。
かれら は、ナシ ョナリズムには関係ありませんから、
もうけられるのは、これが限度か なあと思 えばさっさと手を引く。
そして数か月の浮いた気分も、もう終わりでしょう。
日本のマスコミ は昔から、 どちらかというと政府寄りで、
アベノミックスの提灯を持ってきました が、いまごろ、
この騒ぎで一番儲けたのが相場師や投機家で、損をしたのが、
これ から円安の付けを、諸物価値上げの形で、
払わせられる日本の庶民だと気が付 いているでしょうか。
でも、株暴落が、参議院選挙の前であったことが、唯一の救いです。
一方で、アメリカに勇ましくケンカを売った維新の会の橋下が、
あっ けなく降参 してしまったのは意外でした。
次号のちくまに、少しは頑張るだろう と、見込みを 書いてやったのに。
ちょっとがっかりでした。維新の会の議員たちが、 選挙のた めに、謝らせたのでしょう。
しかし、タイミングが良くない(かれらに とってです)。
維新の会の勢いはもうこれで終わりでしょう。つまりかれらも終わり。
現在まで、ひたすら選挙の利害で結びついていた
自民・公明の連合ですが、改憲に消極的な
公明とは選挙が終わるまで付き合い、あとは維新の会とくっつ こうか、
とひそかに考えていた自民党の黒幕も、
この維新の会の自滅は計算外だったのではないかなあ。
こうして自民の勢いが落ちてきたのに、
それに付け込むことのできる野党が いない。
野党連合を作る知恵者がいない。
つまりは、少しばかり知恵の深い政 治家が野党にいないということ。
本当に政治家日照りですな。
ぼくは、がんとの付き合いで、なんとか頑張っていますが、
白状する と、ちょっ ときつい。
がんの告知は、本人に、自分の残りの人生を計画させるためには都合がい い。
ぼくはその恩恵を受けている。
しかし、父、夫が次第に死に近づくということを知らされた
近親の者たちには、この告知は、かなりな苦痛を与えてい る。
そのことなど知ったこっちゃない、
自分のことで頭はいっぱいだ、といっていられ ないのが、精神科医である本人。
精神科医の同僚たちよ、告知のこうし た一面 の研究をしてくれないだろうか。
それがぼくの今の気持ちだ。
打てば響く なだいなださんのブログより 2013年5月28日
http://www5.ocn.ne.jp/~nadashig/page008.html
最も原発を作っていけない国で再稼働 ‥‥自民党には、どうしても投票できない!!
なだいなださんの遺言
‥‥坊ちゃんたちの考え付きそうな。
アベノミックスとやらの円安政策に
騙されるものも、はじめは多いだろう。
しかし、こんな人工的な手段
(坊ちゃんたちの考え付きそうな)では
デフレ脱却とやらはできない。
〈そして数か月の浮いた気分も、もう終わりでしょう〉
日本のマスコミは昔から、
どちらかというと政府寄りで、
アベノミックスの提灯を持ってきました。
なださんの“遺言”を読んで、早く目を覚ました方がいい。
ゲンダイネット 2013年6月10日より
…………………………………………………
作家で精神科医のなだいなだ
(本名・堀内秀(しげる))さんが6日、亡くなった。
83歳だった。 なださんは東京都出身。
慶大医学部を経て、精神科医として働く一方、
執筆活動にも力を入れ、小説「海」などで計6回芥川賞候補入り。
医療、介護分野で高齢者の負担増を進める当時の自公政権に抗議し、
03年、仮想政党「老人党」を立ち上げて話題となった。
38年前の創刊以来、
日刊ゲンダイ本紙にもユニークで鋭いコメントを寄せていた。
なださんが訴え続けていたのは、弱者の視点に立った社会づくりだ。
そのなださんは、亡くなる直前の先月28日、
安倍政権が掲げる「アベノミクス」に対し、
ブログ「打てば響く」でこう苦言を呈していた。
〈アベノミックスとやらの円安政策に騙されるものも、はじめは多いだろう。
しかし、こんな人工的な手段
(坊ちゃんたちの考え付きそうな)では、
デフレ脱却とやらはできない〉
〈そして数か月の浮いた気分も、もう終わりでしょう〉
〈日本のマスコミは昔から、どちらかというと政府寄りで、
アベノミックスの提灯を持ってきました〉
〈株暴落が、 参議院選挙の前であったことが、唯一の救いです〉
極めてまっとうな指摘である。
新聞テレビの提灯報道に踊らされていた国民も、
なださんの“遺言”を読んで、早く目を覚ました方がいい。
ゲンダイネット 2013年6月10日より
http://spweb.gendai.net/articles/view/syakai/142837
打てば響く 5月28日 なだいなださんのブログより
最近の株の暴落。
アベノミックスとやらの円安政策に騙されるもの も、はじめ は多いだろう。
しかし、こんな人工的な手段(坊ちゃんたちの考え付き そうな)で は、
デフレ脱却とやらはできない、とぼくは睨んでいました。
『婦人之友』にその ことを書いておきました。
株屋たちが、それをはやして株価を吊り上げていましたが、
もうけを得るの は、この辺が限度と考えたのでしょう。
それが今度の暴落になったとぼくは見ま す。
日本の株でもうけているのは日本の株屋ばかりではありません。
儲け を狙う 世界中の株の相場師・投機家なども、こういう機会を逃さない。
かれら は、ナシ ョナリズムには関係ありませんから、
もうけられるのは、これが限度か なあと思 えばさっさと手を引く。
そして数か月の浮いた気分も、もう終わりでしょう。
日本のマスコミ は昔から、 どちらかというと政府寄りで、
アベノミックスの提灯を持ってきました が、いまごろ、
この騒ぎで一番儲けたのが相場師や投機家で、損をしたのが、
これ から円安の付けを、諸物価値上げの形で、
払わせられる日本の庶民だと気が付 いているでしょうか。
でも、株暴落が、参議院選挙の前であったことが、唯一の救いです。
一方で、アメリカに勇ましくケンカを売った維新の会の橋下が、
あっ けなく降参 してしまったのは意外でした。
次号のちくまに、少しは頑張るだろう と、見込みを 書いてやったのに。
ちょっとがっかりでした。維新の会の議員たちが、 選挙のた めに、謝らせたのでしょう。
しかし、タイミングが良くない(かれらに とってです)。
維新の会の勢いはもうこれで終わりでしょう。つまりかれらも終わり。
現在まで、ひたすら選挙の利害で結びついていた
自民・公明の連合ですが、改憲に消極的な
公明とは選挙が終わるまで付き合い、あとは維新の会とくっつ こうか、
とひそかに考えていた自民党の黒幕も、
この維新の会の自滅は計算外だったのではないかなあ。
こうして自民の勢いが落ちてきたのに、
それに付け込むことのできる野党が いない。
野党連合を作る知恵者がいない。
つまりは、少しばかり知恵の深い政 治家が野党にいないということ。
本当に政治家日照りですな。
ぼくは、がんとの付き合いで、なんとか頑張っていますが、
白状する と、ちょっ ときつい。
がんの告知は、本人に、自分の残りの人生を計画させるためには都合がい い。
ぼくはその恩恵を受けている。
しかし、父、夫が次第に死に近づくということを知らされた
近親の者たちには、この告知は、かなりな苦痛を与えてい る。
そのことなど知ったこっちゃない、
自分のことで頭はいっぱいだ、といっていられ ないのが、精神科医である本人。
精神科医の同僚たちよ、告知のこうし た一面 の研究をしてくれないだろうか。
それがぼくの今の気持ちだ。
打てば響く なだいなださんのブログより 2013年5月28日
http://www5.ocn.ne.jp/~nadashig/page008.html
最も原発を作っていけない国で再稼働 ‥‥自民党には、どうしても投票できない!!