警戒!29日までに房総半島で
巨大地震発生も!? M6クラス
/15日の鳥島沖M6.2の
地震は予測されていた!
大気電圧、地殻にも異変が!2016年…
短期的には、地震予兆研究センターが
警告しているように
地殻変動が激しいという
房総半島周辺で、
少なくとも月末までは
普段にも増して十分な警戒が必要だ。
そして長期的には、
これから2017年にかけて
伊豆・相模地域で起きる
直下型地震に対する
警戒が必要となる。
29日までに房総半島で巨大地震発生も!? 15日の鳥島沖M6.2の地震は予測されていた! - エキサイトニュース
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29日までに房総半島で巨大地震発生も!? 15日の鳥島沖M6.2の地震は予測されていた! - BIGLOBEニュース
今月15日未明、東京・伊豆諸島の鳥島近海でM6.2、最大震度2の地震が発生した。
都内では多くの人は気づかずに寝ていたようだが、M6クラスの地震としては今年2度目だった。
実は、この地震を事前に警告していた人々がいるうえ、前兆現象も起きていた。
さらに今後、これを上回る規模の大地震が続くことを予測している研究者がいるので紹介しよう。
■M6クラスの地震では数々の前兆がある
まず、筆者は最近ひどい頭痛と吐き気に悩まされており、「今週(2月第2週)の後半に再び関東南部でM4以上の地震があるのではないか」と予想していた。
現実にはタイミングが多少ずれたが、週が明けて15日の未明に発生した鳥島沖地震の前兆だったのではないかと考えている。
筆者だけではない。「地震予知ブロガー」こと埼玉県在住の主婦ミッヒー氏は、今月13日、昨年12月以来の久々のブログ更新で、「2回M6クラス体感ありました」と書いていた。たしかにM6クラスの地震が起きたため、これは前兆を体感していたのだろう。
人間の体感のみならず、複数の宏観異常現象も見られた。いずれも小田原でのことだが、まず今月13日に深海魚のサケガシラが水揚げされた。サケガシラは古くから「地震魚」などとも呼ばれ、筆者が収集しているデータでは、大きな地震の前に打ち上げられることが少なくない。
そして同日には、小田原の海岸にクジラの死骸も打ち上げられている。全長15mのマッコウクジラで、今月初旬に伊豆大島の北西沖でジェット船と衝突したクジラの可能性があるというので、地震前兆とは関係ない可能性もあるが、油断はできない。
■大気電圧、地殻にも異変が!
次に、科学者たちによる予測を紹介しよう。
まずは、大気電圧の観測によって今月6日の台湾南部地震(M6.4)の発生を的中させた現地「地震預測研究所」所長である林湧森氏だ。
林氏は13日のブログで、「日本南部または南太平洋でM6.5」の地震を予測しており、これが2日後に現実のものとなった。
さらに一般社団法人地震予兆研究センターの予測も的中している。
同センターでは2月8日にサイトで、「房総半島が大きく動いているため2週間前後でマグニチュード6前後の地震発生が予測されます」と発表していた。
そして「M6:相模トラフ周辺~三宅島東方沖(最大震度4)」と予測しており、これは15日の鳥島沖地震に対応するものだったと思われる。
同センターの八木下重義センター長は、GPSの地殻変動データによる地震予測の国際特許を取得している。
この解析技術を用いて国内企業や外資系企業、大使館などに向けて有料の地震予測情報を提供しているが、八木下氏はあの東日本大震災の1週間前に「M6以上の地震」を予測し、政府に提出していたという経緯がある。
■特に警戒すべきは房総半島か!?
では、今月15日の鳥島近海の地震で前兆現象は収まり、ひとまず心配は遠のいたのだろうか。実は、そうと言い切れない状態にある。
まず、前述の八木下氏のGPS観測で大きな地殻変動が見られたのは房総半島だ。
今月8日~2週間前後、少なくとも今月中くらいは房総半島周辺をM6クラスの別の地震が襲う可能性も残されていると考えられる。
また、埼玉大学名誉教授の角田史雄氏(構造地質学)は、従来のプレートテクトニクス説では、さまざまな地震の発生メカニズムを十分に説明したり、対策を立てたりすることが難しいとして、「熱移送説」を提唱している。
角田説によれば、地下の熱エネルギーは1年に10kmの速さで移動するため、インドネシアやフィリピンで地震や火山噴火が起きれば、何年後に日本の地震や噴火につながるか、ある程度は予測可能としている。
『JBpress』(2016年2月12日)によると、角田氏は今月5日の神奈川県東部(M4.6、最大震度4)の地震を受け、M6以上の大きな地震が発生する前には、相模地域や多摩川流域などの地震多発地帯でM3~5クラスの地震が次々と起きるだろうと指摘、これは首都直下地震につながる可能性を示唆しているようにも受け取れる。
また同記事によると、2014年10月16日に八丈島東方沖でM5.9の地震が起きたが、角田氏は熱エネルギーがこのまま北上すれば、「2017年から2018年にかけて、伊豆・相模地域でかなり大規模な直下型地震が発生する恐れがある」(JBpress、同上)と警告している。
そして「地震の目」を探し出すことによって数々の地震発生を予測・的中させてきた木村政昭・琉球大学名誉教授も、2017年までに伊豆諸島でM8.5の巨大地震が起きると予測しており、奇しくも角田氏の予測と時期が重なることに注目しなければならないだろう。
これら科学者の予測も考慮すると、15日の鳥島近海M6.2の地震は、より大きな地震の前兆と考えることができるかもしれない。
短期的には、地震予兆研究センターが警告しているように地殻変動が激しいという房総半島周辺で、少なくとも月末までは普段にも増して十分な警戒が必要だ。そして長期的には、これから2017年にかけて伊豆・相模地域で起きる直下型地震に対する警戒が必要となる。
(文=百瀬直也)
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警告しているように
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少なくとも月末までは
普段にも増して十分な警戒が必要だ。
そして長期的には、
これから2017年にかけて
伊豆・相模地域で起きる
直下型地震に対する
警戒が必要となる。
29日までに房総半島で巨大地震発生も!? 15日の鳥島沖M6.2の地震は予測されていた! - エキサイトニュース
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今月15日未明、東京・伊豆諸島の鳥島近海でM6.2、最大震度2の地震が発生した。
都内では多くの人は気づかずに寝ていたようだが、M6クラスの地震としては今年2度目だった。
実は、この地震を事前に警告していた人々がいるうえ、前兆現象も起きていた。
さらに今後、これを上回る規模の大地震が続くことを予測している研究者がいるので紹介しよう。
■M6クラスの地震では数々の前兆がある
まず、筆者は最近ひどい頭痛と吐き気に悩まされており、「今週(2月第2週)の後半に再び関東南部でM4以上の地震があるのではないか」と予想していた。
現実にはタイミングが多少ずれたが、週が明けて15日の未明に発生した鳥島沖地震の前兆だったのではないかと考えている。
筆者だけではない。「地震予知ブロガー」こと埼玉県在住の主婦ミッヒー氏は、今月13日、昨年12月以来の久々のブログ更新で、「2回M6クラス体感ありました」と書いていた。たしかにM6クラスの地震が起きたため、これは前兆を体感していたのだろう。
人間の体感のみならず、複数の宏観異常現象も見られた。いずれも小田原でのことだが、まず今月13日に深海魚のサケガシラが水揚げされた。サケガシラは古くから「地震魚」などとも呼ばれ、筆者が収集しているデータでは、大きな地震の前に打ち上げられることが少なくない。
そして同日には、小田原の海岸にクジラの死骸も打ち上げられている。全長15mのマッコウクジラで、今月初旬に伊豆大島の北西沖でジェット船と衝突したクジラの可能性があるというので、地震前兆とは関係ない可能性もあるが、油断はできない。
■大気電圧、地殻にも異変が!
次に、科学者たちによる予測を紹介しよう。
まずは、大気電圧の観測によって今月6日の台湾南部地震(M6.4)の発生を的中させた現地「地震預測研究所」所長である林湧森氏だ。
林氏は13日のブログで、「日本南部または南太平洋でM6.5」の地震を予測しており、これが2日後に現実のものとなった。
さらに一般社団法人地震予兆研究センターの予測も的中している。
同センターでは2月8日にサイトで、「房総半島が大きく動いているため2週間前後でマグニチュード6前後の地震発生が予測されます」と発表していた。
そして「M6:相模トラフ周辺~三宅島東方沖(最大震度4)」と予測しており、これは15日の鳥島沖地震に対応するものだったと思われる。
同センターの八木下重義センター長は、GPSの地殻変動データによる地震予測の国際特許を取得している。
この解析技術を用いて国内企業や外資系企業、大使館などに向けて有料の地震予測情報を提供しているが、八木下氏はあの東日本大震災の1週間前に「M6以上の地震」を予測し、政府に提出していたという経緯がある。
■特に警戒すべきは房総半島か!?
では、今月15日の鳥島近海の地震で前兆現象は収まり、ひとまず心配は遠のいたのだろうか。実は、そうと言い切れない状態にある。
まず、前述の八木下氏のGPS観測で大きな地殻変動が見られたのは房総半島だ。
今月8日~2週間前後、少なくとも今月中くらいは房総半島周辺をM6クラスの別の地震が襲う可能性も残されていると考えられる。
また、埼玉大学名誉教授の角田史雄氏(構造地質学)は、従来のプレートテクトニクス説では、さまざまな地震の発生メカニズムを十分に説明したり、対策を立てたりすることが難しいとして、「熱移送説」を提唱している。
角田説によれば、地下の熱エネルギーは1年に10kmの速さで移動するため、インドネシアやフィリピンで地震や火山噴火が起きれば、何年後に日本の地震や噴火につながるか、ある程度は予測可能としている。
『JBpress』(2016年2月12日)によると、角田氏は今月5日の神奈川県東部(M4.6、最大震度4)の地震を受け、M6以上の大きな地震が発生する前には、相模地域や多摩川流域などの地震多発地帯でM3~5クラスの地震が次々と起きるだろうと指摘、これは首都直下地震につながる可能性を示唆しているようにも受け取れる。
また同記事によると、2014年10月16日に八丈島東方沖でM5.9の地震が起きたが、角田氏は熱エネルギーがこのまま北上すれば、「2017年から2018年にかけて、伊豆・相模地域でかなり大規模な直下型地震が発生する恐れがある」(JBpress、同上)と警告している。
そして「地震の目」を探し出すことによって数々の地震発生を予測・的中させてきた木村政昭・琉球大学名誉教授も、2017年までに伊豆諸島でM8.5の巨大地震が起きると予測しており、奇しくも角田氏の予測と時期が重なることに注目しなければならないだろう。
これら科学者の予測も考慮すると、15日の鳥島近海M6.2の地震は、より大きな地震の前兆と考えることができるかもしれない。
短期的には、地震予兆研究センターが警告しているように地殻変動が激しいという房総半島周辺で、少なくとも月末までは普段にも増して十分な警戒が必要だ。そして長期的には、これから2017年にかけて伊豆・相模地域で起きる直下型地震に対する警戒が必要となる。
(文=百瀬直也)
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