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秘密保護法、被害を受けるのは『子どもです』 知る権利は人間が自分の頭で考える権利です。 太田堯氏

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秘密保護法、被害を受けるのは

 『子どもです』

知る権利は人間が自分の頭で考える権利です。

  教育研究者 太田堯氏



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私は95才。

戦前の治安維持法の時代を生きてきました。

被害を受けるのは子どもです。

知る権利は人間が自分の頭で考える権利です。

食事や呼吸とどうように、生きるためにはかかせません。

その権利を危うくする法案を、

与党は強行採決してまで通そうとしてまいす。

私たちの民主主義の質がためされています。




子育て・社会・文化 (岩波市民大学 人間の歴史を考える 4): 大田 尭(たかし)
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太田尭(たかし)氏 講演会 映画上映「かすかな光へ」

2012年4月28日 

基本的人権・生まれながらにして有する権利を「命」から解読する。

「命」の特徴こそが基本的人権だ、と。

 まず第一に、命はひとつひとつが「違うこと」がその特徴である。

 その人ならではの個性があり、親子でDNAは違う。だから子どもは親の私物ではない。子どもに同化を求めてはいけない。思うようにならないものだとあきらめることだ。

 違っていることを認めればおおらかな気持ちで受け入れられる、と。

 第二に、「自ら変わる」ことが「命」の特徴。幼虫から蛹へ、そして蝶へと変化する。それは誰かにやらせられているのではない。自ら変わっていく。それが生き物の特徴である。

 有機農業を学びに山形の星寛治さんと会談する。「植物は人間の都合で成長するのではなく、イネやリンゴの都合で成長するものだ。植物は自らの生命力で自ら育つ。だから人間は少し手を貸すだけ。」

 人間の生命力も同じ。自ら変わる力を持っている。子どもたちも学習行動によって、みずからかわる。学校の教室での勉強だけでなく、すべての生きる行為、なめる、さわるも大切な学習なのだ。だから、自ら変わる力、それを助けるのが教育である。

静岡高教組 教文だより様より抜粋引用
2012年4月28日 太田尭(たかし)氏 講演会 映画上映「かすかな光へ」 | 静岡高教組 教文だより









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