(プロメテウスの罠)内部告発者:4
福島が反旗を翻した
佐藤栄佐久・前福島県知事
国がウソをついた――。
佐藤は「許しがたい」と思った。
以後、佐藤の反発は強まっていく。
「滅亡のカウントダウン」を選んだ安倍自民党好き日本人!原発再稼働=時限原爆セット、地震に攻撃の的!
原発事故の収束を長引かせ【半永久的に税金を食いつぶす】大手原発企業と官僚、政治屋。
(プロメテウスの罠)内部告発者:4 福島が反旗を翻した
朝日新聞デジタルより 2014年3月7日
写真・図版佐藤栄佐久・前福島県知事
◇No.852
2002年8月29日、福島の原発でひび割れ隠しがあったとの原子力安全・保安院の発表で、地元の福島県は大騒ぎになった。
翌30日、三役打ち合わせで県知事・佐藤栄佐久(74)は「われわれの相手は経済産業省だ」と宣言する。
「東電の社長のクビを取ったり、プルサーマルを止めたら終わり、ではない。
経産省はさっと逃げるので、ドジョウを逃がさないだけのザルを用意しなければならない。いよいよ本番が来た」
プルサーマルというのは、使用済み核燃料のリサイクルの手法の一つで、国の原子力政策の大きなかなめとなっている。
佐藤はそれに反旗を翻したのだ。
9月9日の県の部長会でも、佐藤は訴えた。
「東電問題は、原子力政策の体質の問題として信念をもって、命がけでやってきた。苦労したが、私どもの主張が結果的にこうなった。
本県が命がけでやってきたことは間違いではなかった」
自民党参院議員から知事となった佐藤は、もともと原子力政策に協力的だった。
しかし、知事として問題に対応しているうち、国のやり方に疑問を感じるようになる。
もっとも大きかったのが、使用済み核燃料の問題だった。
通産省の課長は1993年、青森県の六ケ所村に運び出すと佐藤に約束した。
しかし翌年、その前提となる第2再処理工場の計画の先送りが国の原子力委員会で決まった。
国がウソをついた――。佐藤は「許しがたい」と思った。以後、佐藤の反発は強まっていく。
01年、佐藤は、県として国のエネルギー政策を検討する会議を設けた。
「どこで原子力政策は決定されるのか」「情報公開は十分に行われているのか」と問いかけた。
02年4月には、核燃料1キロ当たり1万1千円を課税する重量税を新設する方針を明らかにし、東電は猛反対していた。
そのさなかに、内部告発が公表されたのだ。
02年9月24日、福島第一、第二の両原発がある双葉郡の町村長や議長との懇談会では、
佐藤は「保安院と東電は同じ穴のムジナである」といいきった。
政府も東電も、核燃料税の増税を受け入れざるをえなくなった。
経産省の一部の官僚の間には、原子力政策の見直しを真剣に考えようとする動きも出てきた。
佐藤は勝利したかに見えた。(奥山俊宏)
*
【プロメテウス】人類に火を与えたギリシャ神話の神族
朝日デジタルより
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11015579.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11015579
放射能、日本の国土の約15%が「徹底的な放射能監視地域」に!4300万人以上が被曝に…欧州連合報告
青森八甲田山、十和田火山が“危ない兆候”…「六ヶ所村・核兵器工場」に専門家らが懸念、東日本壊滅の‥
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sohnandae Twitter→Twitter
福島が反旗を翻した
佐藤栄佐久・前福島県知事
国がウソをついた――。
佐藤は「許しがたい」と思った。
以後、佐藤の反発は強まっていく。
「滅亡のカウントダウン」を選んだ安倍自民党好き日本人!原発再稼働=時限原爆セット、地震に攻撃の的!
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(プロメテウスの罠)内部告発者:4 福島が反旗を翻した
朝日新聞デジタルより 2014年3月7日
写真・図版佐藤栄佐久・前福島県知事
◇No.852
2002年8月29日、福島の原発でひび割れ隠しがあったとの原子力安全・保安院の発表で、地元の福島県は大騒ぎになった。
翌30日、三役打ち合わせで県知事・佐藤栄佐久(74)は「われわれの相手は経済産業省だ」と宣言する。
「東電の社長のクビを取ったり、プルサーマルを止めたら終わり、ではない。
経産省はさっと逃げるので、ドジョウを逃がさないだけのザルを用意しなければならない。いよいよ本番が来た」
プルサーマルというのは、使用済み核燃料のリサイクルの手法の一つで、国の原子力政策の大きなかなめとなっている。
佐藤はそれに反旗を翻したのだ。
9月9日の県の部長会でも、佐藤は訴えた。
「東電問題は、原子力政策の体質の問題として信念をもって、命がけでやってきた。苦労したが、私どもの主張が結果的にこうなった。
本県が命がけでやってきたことは間違いではなかった」
自民党参院議員から知事となった佐藤は、もともと原子力政策に協力的だった。
しかし、知事として問題に対応しているうち、国のやり方に疑問を感じるようになる。
もっとも大きかったのが、使用済み核燃料の問題だった。
通産省の課長は1993年、青森県の六ケ所村に運び出すと佐藤に約束した。
しかし翌年、その前提となる第2再処理工場の計画の先送りが国の原子力委員会で決まった。
国がウソをついた――。佐藤は「許しがたい」と思った。以後、佐藤の反発は強まっていく。
01年、佐藤は、県として国のエネルギー政策を検討する会議を設けた。
「どこで原子力政策は決定されるのか」「情報公開は十分に行われているのか」と問いかけた。
02年4月には、核燃料1キロ当たり1万1千円を課税する重量税を新設する方針を明らかにし、東電は猛反対していた。
そのさなかに、内部告発が公表されたのだ。
02年9月24日、福島第一、第二の両原発がある双葉郡の町村長や議長との懇談会では、
佐藤は「保安院と東電は同じ穴のムジナである」といいきった。
政府も東電も、核燃料税の増税を受け入れざるをえなくなった。
経産省の一部の官僚の間には、原子力政策の見直しを真剣に考えようとする動きも出てきた。
佐藤は勝利したかに見えた。(奥山俊宏)
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【プロメテウス】人類に火を与えたギリシャ神話の神族
朝日デジタルより
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11015579.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_DA3S11015579
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